Don’t think.Feel!
〜『和』の心を重んじる〜

貝塚商工会議所　青年部 会長　和田 真紀代

新型コロナウィルス感染症が未だに拡大を続けておりますが、コロナに対する考え方や行動制限は少し緩和されたように思います。しかし、戦争や円安の影響で物価が高騰し、厳しい社会情勢となりました。それは、我々、経済人にも大きな影響を及ぼし、働き方や企業のあり方を考えさせられました。そんな時代の変化を前向きに捉え、我々、貝塚商工会議所青年部（貝塚YEG）は一丸となり、活気溢れる地域団体を目指したいと考えております。

YEGとは若き企業団体であり、次代の地域経済を担う青年経済人の相互研鑽の場とし、資質の向上と会員相互の交流を通じて、自企業の発展と豊かな地域経済社会を築くことを目的としております。その目的を達成する為には、会員同士の信頼関係を築くことが大事だと考えております。会員それぞれが素晴らしい個性やスキルを持っており、そこから得られるアイデアやチャンスは無限大で、自分自身の成長や自企業の発展にも繋がると確信しております。

今年度の組織につきましては、6委員会37名の役員を選出いたしました。令和7年度に大阪府商工会議所青年部連合会の会長を輩出するにあたり、組織運営の強化と会員の意識改革に尽力してまいります。ただ、どの団体も会員数の減少に危機を感じており、人がいないと何もできません。そこで、非会員が興味を持っていただけるような公開例会を開催し、ホームページやSNSを活用しながら広報活動も行い、会員の増加を目指してまいります。その他、楽しい事業や学びの事業など、貝塚YEGならではの発想を取り入れながら、多くの会員が集えるよう企画、運営してまいります。また、地域に必要とされる団体を目指す為、行政と意見交換を行い、貝塚市の発展に繋げたいと考えております。

そして、継続事業である『MOANI2023～Hoaloha KAIZUKA～』を開催いたします。貝塚市の観光資源を活用し、まちづくりの一環として自分が委員長の時に始めた事業ですが、考えず、感じたまま突っ走った3年間。ここまで続けてこられたのも、会員の皆様、そしてお支えいただいた全ての皆様のお陰だと心より感謝しております。今年度も新たな取り組みを入れつつ、来場者全員が笑顔になれる事業にいたします。

最後になりますが、先輩方の熱い想いとご尽力、そして関係諸団体の皆様のご協力があったからこそ、貝塚YEGの歴史が創られてきました。その歴史を絶やさない為には、会員同士が意見や不満をぶつけ合い、そして理解し助け合うことが最も大事なことだと思います。その歴史に新たな1ページを刻めるよう、『和』の心を持って調和のとれた組織づくりを目指してまいります。

【基本方針】
1 観光資源を有効活用し、一般市民向け事業の開催。
2 組織運営の強化の強化と会員の意識改革を目指す。
3 交流事業を通じて会員相互、及びOB会との絆を強固なものにする。
4 魅力ある企業団体を創りあげ、会員の増加を目指す。
5 自企業の発展に繋げる研修事業の開催。
6 地域経済の活性化に繋がる政策提言の作成。
7 HPやSNSを活用し、積極的な広報活動。
8 他市YEGと協力し合い、合同事業の開催。
9 その他、本会の目的達成に必要な事業を実施する。

貝塚商工会議所　青年部 会長　和田 真紀代